年収を調べると30歳時点や企業全体の平均が多く、新卒1年目の情報は少ないですよね。
そこで今回、自動車メーカーに新卒入社した筆者が実際にもらった給料を公開していきます。
新卒1年目の給料は人によって最も差が出にくい時期ですので、本記事を読めば1年目給料の全体像が把握できます。
実際にもらった初任給は?
初任給は手取り22.3万円!
私が初任給でもらった給料は 月収は23.0万円、手取りは22.3万円、手取り率は97% でした!
ちなみに、控除されたのは雇用保険/所得税のみで、他の厚生年金/健康保険/住民税は0円でした。
この手取り率も翌月以降は大きく下がって行きます。詳しくは次に紹介する各月の給料公開の中で解説します。
初任給は4月にもらえます!(5月でありません)
初任給の支給日について「3月は働いていないので4月はもらえないのでは?」という疑問をよく耳にしますが、実際には4月の給料日に支払われます。
多くのサラリーマンの場合、月給固定制のため
- 「月給分」などの固定で決まっている部分 → 当月の給料日に支給
- 「残業代」などの実績から計算する部分 → 翌月の給料日に支給
となります。
ちなみに、学生時代の時給制バイトは 2. のみなので全て翌月に支払われます。
実際に1年目にもらった年収は?ボーナスは?
1年目の年収は389.3万円、手取りは354.7万円、手取り率は91%でした!
惜しくも年収400万円には届かず。。。
1年目の月収推移公開!
1年目の毎月の給料推移です。↓
ばらついてる分は、残業の影響です。残業時間をグラフに追加するとこのようになります。↓
前月の残業時間に比例して給料が変動していることがわかりますね。
ちなみに、5〜7月は工場実習があったので残業が多く6〜8月の給料に反映されています。8〜10月は配属直後で見習い的な期間でしたのでほぼ残業なしでした。
1年目のボーナス内訳公開!
1年目のボーナスは総額77.5万円、手取りは64.7万円でした。夏と冬の内訳はこんな↓感じです。
夏のボーナスが少ない!
理由は、ボーナスは前回の半年間の実績に応じてもらえるというもので、1年目の夏のボーナスは前年度の10月〜3月の期間が査定対象となるため、本来はもらえません。
私の会社では特別支給という名目で11万円の額面で支給されました。ありがたいですね。
冬のボーナスは、今年度の4月〜9月の期間が査定されるので、通常のボーナスがもらえることができました。もらえたボーナスは基本給の2.9ヶ月分でした!
1年目にもらえる給料を増やす方法は3つ!
①基本給の高い会社を選ぶ
基本給は募集要項や求人に明記されていますので、事前に確認することができます。
この基本給をベースにボーナスや残業代も計算されることが大きので、基本給が高いことはとても大切です。
②ボーナスの高い会社を選ぶ
ボーナスは、基本給に比べて事前確認が難しいです。
募集要項では年間何回支給されるかくらいしか書いておらず、金額や倍数は公表されていないことが多いです。
ですが、大きな企業であればネットの口コミなどで倍数など調べられますので、調べてみてください。
ボーナスは、景気や業績の影響で変動しますが、労働組合が高い水準で支給されるよう努めてくれていることもあり、急激に減ったりすることはあまりありません。
ちなみに、私の会社ではここ7年間 夏・冬ともに 2.5〜3.0倍くらいの幅で安定して収まっています。
③残業をバリバリする
これはあまりオススメしませんが、
年収をあげたいのであれば最後はこれしかないでしょう。。。こればかりは頑張るしかないですね。
まとめ
社会人一年目にもらった全給料を公開しました。
初任給は月収 23.0万円、手取り 22.3万円
1年間の収入は年収 389.3万円、手取り 354.7万円
そのうちボーナスは総額 77.5万円、手取り 64.7万円
でした。
多くもらう方法は以下三つです。
- 基本給の高い会社を選ぶ
- ボーナスの高い会社を選ぶ
- 残業をバリバリする
1年目以外の給料についても別の記事で公開していますので、興味ある方はぜひ見ていってください!
コメント